打テヤモロ手ヲ

何かを書いていく場所

見たもの、聞いたものが全然信じられない時代が来ますね。

もう、来てるのかもしれないけど。

今日のニュース。これはいつか来る未来だと思ってたけど、もう来たのか。実在しない人の顔。実在しない景色。これから先「実際に目にしたもの」でさえ信じることができなくなる日も来るのかもしれない。

wired.jp

自分たちの生活を振り返って、いわゆる「デジタル」の情報を見る頻度はすごく高くなってるのはスマホに言及せずともいうまでもないんだけど、もう少し自体は深刻かな、と思ってる。何よりも「新しい情報」の出どころだ。ほぼ全て「デジタル」なんじゃないか。唯一残りそうなチャネルが対面や電話を含む対話なんだけど、そこでやりとりされる内容も、ソースをたどるとデジタルでないものって何?

っていう考え自体は別にこれまでの状況でも成り立った話なんだけど、このニュースの延長にある「実在しないものを自在に作れる世界」で、何を信頼すれば良いんだろう。それは「権威」や「ブランド」みたいなもの(それが個人か企業かに関わらず)だったり、もしくは全く新しいテクノロジーが解決してくれるのかもしれない。「うそ見るメガネ」みたいな。ただ、嘘の情報を本当だと信じて発信している人間をジャッジするのは、そんなに簡単ではなさそうだけど。

もちろん悲観的な未来ばかりではなくて、まだこの世にないものを産み出せるようになることは、世界を良くする方向でも活用されると思う。今度は、素晴らしい未来の方から考えてみたい。 (所要時間:13分)